令和4年5月定例会の報告
5月21 日(土)に当会の第3回令和4年度通常総会と5月度定例会を開催しました。総会では7つの議案が提出されましたが、すべて議決されました。主な内容としては令和3年度の活動報告と会計報告、監査報告が承認されました。また、令和4年度の活動計画の内、まず定例会の運営においては昨年同様に会場とリモート参加によるハイブリッド型として、積極的に大学の先生方を中心とした外部講師による教育講演を行っていきます。定例会以外の活動として、団体を対象とした賛助会員の積極的な入会促進を図り、健康マスター検定の団体受検に繋げていくことにしました。更に、地域住民のへルスリテラシーの向上を目的とした市民活動に取り組んでいくことも承認されました。
総会後の定例会では、当会の会員の中で最も若い佐藤さんが「胃がん経験談」というタイトルでご自身の胃がんとの闘病の経験を発表されました。佐藤さんは医師の説明や胃カメラの画像など治療の記録を正確に残されており、時系列を追って解り易く説明して頂きました。胃がんの発覚は就職して2年目の23歳のとき。自覚症状はあったものの、診断されたのは3か所目の医療機関だったようです。胃の正確な位置を知らず受診が遅れたことを、最も悔やんでいると言っていました。私も恥ずかしながら、佐藤さんの話を聞くまでは胃は体の真ん中にあるものと思っていました。ステージ4で抗がん剤治療や胃の3/4摘出手術を経験されましたが、8年経過した現在は、元気に仕事もされています。