2019年11月度定例会報告

11 月23 日(土)午後1:00~4:00に心斎橋駅前会場にて定例会を開催しました。この日は2名の方が見学に参加され、そのうちの1名の方が新たに入会されました。今後とも一人でも多くの健康マスターの方の入会をお待ちしています。
今回の1つ目の講演は、企業の健康経営の支援活動で講演をされている小山さんが「健康経営」というテーマで実施されました。20歳代の若い従業員の食生活の課題を取り上げ、健康経営の重要性をお聞きしまた。
2つ目のテーマは、「特定健康診査を学ぶシリーズ」~特定健診と健康リテラシー~という内容で特定健診受診率が伸び悩んでいる状況を踏まえ、40歳~74歳の被保険者がなぜ健診を受けないのかという理由と挙げ、地域住民の健康リテラシーの向上が必要であるという内容でした。また、東北大震災での『釜石の奇跡』を取り上げ、防災リテラシーを阻害する「正常性バイアス」の事例を紹介することにより、健康リテラシーの向上を阻害する「認知バイアス」について学びました。

 

【テーマ1 】「健康経営とは?健康経営のポイントと効果」・・・講師:小山佳久さん

1、従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践することで、従業員の活力向上、
  生産性向上をもたらし、結果的に業績向上と企業イメージ向上に繋がる

2、健康経営に関心が集まっている理由「人口減少と従業員の高齢化」「企業の人手不足」
  「医療費の増加による企業の負担増加」

3、企業の経営課題「人手不足」「学生の大企業志向」「職場環境改善」

4、「攻め」と「守り」の健康経営~プレゼンティーイズムの軽減「ノー残業デー」
  「職場ストレッチ」「セルフケア研修」「花粉対策」など

5、まずは「できることから」~定期健診100%受診を

 

【テーマ2 】「特定健康診査を学ぶシリーズ(第2回)」 講師:杉岡俊長さん

 

11月定例会の様子