令和3年12 月定例会の報告

今月は、三重県にお住いの普及認定講師の方が新しく入会されました。今年度の4月に会員29名でスタートしましたが、現在の会員数は38名となりました。また、12月14日には「健康マスター・オブ・ザ・イヤー2021」において、当会は地域部門賞を戴きました。これを機に、来年もコロナに負けず更に飛躍する年を目指したいと思います。
12月18日に今年最後の定例会を開催しました。第一部は当会の藤田相談役(大阪薬科大学名誉教授)による「バイタルサインの意義とポイント」というテーマで教育講演を頂きました。体温・血圧・脈拍・呼吸・意識という私たちの生命徴候を数値化したこれらのバイタルサインは、臨床現場での異常を速やかに発見したり、緊急度を測定することを目的にしたものですが、個々のバイタルサインの数値が意味する重要性について教えて頂きました。
第二部は、当会の赤木さんが「体内時計を整えて、快眠を目指しましょう」というタイトルで発表を行いました。事前に日本大学医学部社会医学学系公衆衛生学分野の松本悠貴先生の監修による「3DSSチェックシート(3次元睡眠尺度)」で各自の睡眠の自己評価を行った上で参加しました。3DSSチェックシートは「位相(睡眠のリズム)」「質」「量」の3つの要素で睡眠を評価するものですが、特にこの中で「位相(睡眠のリズム)」を整える”体内時計”の重要性にフォーカスし、体内時計が心身の健康に及ぼす影響と体内時計を整えるための生活習慣について解りやすく説明をしていただきました。詳しく知りたい方は、大塚製薬株式会社の下記サイトをご覧ください。
「睡眠リズムラボ」 → https://www.otsuka.co.jp/suimin/