令和4年3月定例会の報告
3月19日(土)に令和3年度の最後の定例会を開催しました。関西も3月21日にまん延防止等重点措置の解除が見込まれますが、そういう点でも一つの節目を感じます。
今月は第一部は大阪医科薬科大学名誉教授でもあり、当会の相談役として指導をいただいています藤田相談役に「血液よもやま話(その6)~血漿と血液検査の見方・考え方~」の教育講演を行っていただきました。「血液よもやま話」シリーズは今回の6回目を持って最後となります。今回の内容は、血液の液体成分の血漿についての説明と健康診断と検査値、健康診断などの基盤となる血液検査項目の内容について教えて頂きました。へルスリテラシーの向上にとって、健診や検診の検査項目の結果が理解できることは、最も基本的な知識と考えます。
第二部は、杉岡会長から「令和3年度活動報告と令和4年度活動方針案」ということで説明がありました。令和3年度の活動の中心は、定例会の運用改革としてZOOMによるリモート参加の導入、大学の先生方にお引き受け戴いた外部講師による教育講演の導入が挙げられます。また、対外的な活動としては、健康マスターと関西における当会の認知度の向上の取組みの報告がありました。令和4年度の活動計画では、定例会運用については今年度と大きな変更はありませんが、対外活動においてはいよいよ地域・職域・学域へのへルスリテラシーの向上に向けた講演やイベント参加による支援を行っていくことが示されました。そのために、当会会員だけでなく会員以外の講師や賛助会員(法人)とのネットワーク作りが急務であるとのお話でした。新型コロナウイルスの第7波が起きないことを祈るばかりです。