令和4年4月定例会の報告

4月16 日(土)に健康マスター関西会の令和4年度の第1回目の定例会を開催しました。今年度よりこれまでの心斎橋会場から大阪梅田の会場に変更し、神戸や大阪北部にお住いの方が参加し易いようにしました。今月は第一部、第二部とも会員発表を行いました。
第一部は、当会の杉岡会長より「へルスリテラシーと行動変容」というテーマの発表でした。会長からは、令和4年度の活動計画の中で地域、職域への対外活動を積極的にチャレンジして行く上で、健康マスター認定制度の目的である「へルスリテラシー」について、一度しっかりと会員全員で考えておこうとの想いからこのテーマを選ばれたとのことです。特に個人のへルスリテラシーだけでなく、地域や職域の集団全体としてのへルスリテラシーの社会化と行動変容についての発表でした。
第二部は、会員の梶原弘章さんによる「認知症対策『終活より老活を!』」というテーマの発表でした。前半では、高齢化や認知症に関するデータの紹介と認知症の理解についてお話をされ、後半はご自身が読まれた「老活の愉しみ」(帚木 蓬生著 朝日新書)に沿った内容を発表されました。中でも梶原さんが会員に是非知って欲しいという「認知予備脳」という人に備わっている能力の説明と、その能力を高めるために脳の体力を伸ばす生活習慣(老活)が重要であることを学びました。