令和6年5月定例会の報告
5月18日(土)に会則の規定に従い「第5回 令和6年度通常総会」を開催しました。現在、当会は会員は個人会員33名と団体・法人を対象した賛助会員2社となります。当日は、出席と委任状を併せて30名となり総会は成立しました。冒頭の杉岡会長の挨拶では、5周年を迎えるにあたり会員の支援に謝意を述べられ、その上で、当会が設立時の目的に掲げた地域・職域へのへルスリテラシー向上に対する活動が未だ手付かずの状況にあるとして「地域に開かれた関西会」というスローガンを掲げられました。全会員が個々に地域や職域の健康課題を認識し、その解決のために関西会として「何ができるのか」「何が不足しているのか」ということをみんなで考えて行こうという趣旨のお話をされました。総会の議案では、令和6年度の活動計画と予算案を含め6つの議案がすべて承認されました。
総会に引き続き、5月度の定例会を開催しました。今月は、藤田相談役(大阪医科歯科大学名誉教授)に教育講演をいただきました。タイトルは3月の定例会に引き続き、「腎臓と腎疾患 (2) 腎臓から見た体のしくみ②」として、腎臓シリーズの2回目となります。今回は、細胞体液の恒常性維持に最も重要な浸透圧(ナトリウムなどの電解質等)と酸性度(pH)の基本的な知識を説明をいただき、浸透圧と酸性度の調節に欠かせない腎臓の構造や仕組みを詳しく教えていただきました。
令和6年度総会の様子
総会後の集合写真
藤田相談役教育講座