令和7年10月定例会の報告
当会では毎年現地開催での定例会を開催しています。
今年度は10月18日(土)に高槻市にある大阪医科薬科大学の薬用植物園を見学させて頂きました。
この日は私共の為に見学枠を新たに設けて頂き、当会の会員と同伴者併せて20名が参加しました。
また、園内の案内は園長である同大学臨床漢方薬学研究室の芝野真喜雄教授から2時間近くお話して頂きました。この施設は800種以上の薬用植物を保有・栽培している実物体験型の自然博物館となっています。芝野教授からは、目の前の植物の葉や実をその場で切り取り、実際にかじったり、においを嗅いだりしながら薬用としての利用法などを解り易く説明を頂きました。
参加者からもいろいろと質問が出されました。また、薬用の話に加え、柑橘類の「だいだい」(橙)をなぜ「だいだい」と言うようになったかなど、身近な植物の名前の由来など面白い話もたくさん教えて頂き、あっという間の楽しい2時間でした。今回お伺いしたのは10月でしたが、春は花が見頃になるとお聞きしましたので個人的に春に再度行ってみたいと思います。




