令和7年12月定例会の報告
いよいよ今年も最後の定例会となりました。12月20日に定例会をいつもの会場の大阪大学中之島センターで開催しました。毎年年末であれば会員の皆さんが多忙となり定例会への参加が難しくなる傾向があり、第2土曜日開催としていましたが会場を確保することができず、慌ただしいこの日の開催となりました。この日の第一部の外部講師による教育講演は、近畿大学名誉教授の鈴木茂生先生にお願いをしました。講演のタイトルは「糖質と生命~グルコースからバイオ医薬品まで~」ということで、私たちの生命の保持に糖が如何に重要な働きをしているか、またその仕組みなどを教えて頂きました。講演の内容は単糖が組み合わさって複雑な構造の糖鎖を作り、タンパク質や脂肪と結合した複合糖質などでした。初めて学ぶことばかりで難しい内容でしたが、出席者からは多くの質問が出されて、皆さん熱心に聞き入っていました。
第二部は、予定していました「「みんなで話し合う健康言説」シリーズを変更し、令和8年度の定例会運営について現時点での12ヶ月の外部講師の先生方と講演のタイトル(案)を発表しました。また、これまでの会員発表の課題を挙げ、令和8年度の会員発表ではこれまでの健康に限定したテーマだけでなく、趣味や生きがいなどにも拡げて発表して頂くことにしたいと説明がありました。


