令和8年2月定例会の報告

2月21日に定例会を開催しました。今月の第一部は大阪医科薬科大学薬学部製剤設計学研究室の戸塚裕一教授による「粉の視点から見た医薬品や健康食品」というタイトルの教育講演と、第二部は管理栄養士の山下さんをファシリテーターとして、「野菜を上手に摂取したい?」というテーマで参加者全員でワイワイガヤガヤと話し合いをしました。また、会員以外の3名の方が聴講者として参加されました。
 第一部の戸塚先生の講演では、吸入薬の成分の粉の大きさによって気管から気管支、肺胞へとその薬が届く場所が異なるためどのような大きさの粉にするかとか、飲んだ薬を体内で吸収させるためには水に溶解させる必要があるため、どうすれば体内で溶解し易くするかなど興味のあるお話をお聞きすることができました。また、市販されている身近な健康食品などについても、薬剤とは異なる食品としての適合した条件で溶解させる研究の一端などを教えて頂きました。
 第二部はこれまでの会員発表を聴講するという従来の形式ではなく、あるテーマについて参加者全員で話し合うという新しい形式で実施しました。藤田相談役が朝・昼・晩三食の野菜を多く取り入れた食事写真を持参されていたので、その食事内容から始まりました。また、トマトやイチゴは野菜か果物か?から始まり「野菜の定義は?」から、「野菜は一日350g摂取しましょう」「食事の時は野菜から先に食べましょう」などこれまで学習して来た言説の是非について話し合いました。

戸塚裕一先生 
山下佐知子さん