令和3年3月度定例会の報告

3月27日(土)は当会の令和2年度の最後の定例会となりました。関西2府1県の新型コロナの緊急事態宣言終了後でもあり、いつもより多めの19名が参加しました。令和3年度の新入会を検討される3名の方が見学に来られましたが、2名の方が入会し残り1名の方がペンディングとなりました。
この日の第一部は、大阪薬科大学名誉教授でもある藤田相談役に「血液よもやま話」シリーズの3回目として、『赤血球と貧血、そして血液型』というテーマで講演を戴きました。パワーポイントのシート60枚にわたり、赤血球の機能や造血と崩壊、ヘモグロビンと鉄、貧血の症状などを中心に血液型と糖鎖の関係までに及ぶ幅広い内容でした。
第二部は、昨年10月から始めた公式テキストのリカレント学習(回帰学習)の締めくくりとして、感染症を防ぐ、健康を支える仕組み、健康の啓発の3つの章を終えました。私の方から「健康マスターの取得は健康学習のゴールではなく、健康リテラシーの向上に向けた学習のスタートラインに着いたという認識が大切ではないか」との考えをお話しました。今回の発表で第1章~第13章までのリカレント学習用の教材のプロトタイプ版が一応完成しました。また、現在、公式テキストの第2版が発行され書店に置かれている紹介を行い、増刷改訂版以前の古いテキストしか持っていない人への購入を呼び掛けました。