令和3年8月定例会の報告

8月12日から九州をはじめ全国規模で大雨による災害が発生しました。また、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大により関西地域も緊急事態宣言等が発出され、これまでにない8月となりました。このような厳しい状況の中にあって、8月21日に定例会を見送ってはどうかというご意見や、会場参加から欠席に変更される方もおられましたが、ZOOMによる自宅参加を考慮して開催を決行しました。
第一部は、大阪薬科大学名誉教授でもあり当会の相談役でもある藤田先生による「血液よもやま話」(第4弾)として、白血球の種類と機能、 生体防御と炎症/免疫、 リンパ組織等について、クイズも交えながら指導を頂きました。
第二部は、普及認定講師でもあり、健康運動指導士でもある中村さんが「どんな病気なの?脳梗塞」というテーマで会員発表を行いました。中村さんは昨年4月に脳梗塞を罹患されましたが、ご自身の体験談から脳梗塞について学んで欲しいという想いから、発表を引き受けて戴きました。中村さんは、発症から治療、リハビリに至るまできめ細かく日々記録されておりました。また、ご自身のMRI画像やリハビリの様子も記録に残されており、それらの資料を用いて脳梗塞という疾病をリアルに説明頂きました。さらに、現在も歩行に不自由が残りますが、地区のボランティア活動は言うに及ばず、東京オリンピックのボランティア活動にも大阪から参加されています。真の健康マスターだと思います。