令和3年7月定例会の報告
近畿地方の梅雨明け宣言がありました7月17日(土)に、7月度の定例会を開催しました。梅雨が明けても新型コロナの感染状況は一向に収まらず、会場参加を見合わせる方が数名おられます。1日でも早く多くの方が会場参加できる状況となるよう願っています。
今月の定例会では、第一部の会員発表は杉岡会長の「データへルス計画とは?」というテーマでした。公式テキストの258ページに「ITと健康」として記載されていますが、導入の背景からレセプトや特定健診のデータ等について幅広く発表がありました。
第二部は、外部講師として大阪医科薬科大学薬学部薬品作用解析学研究室准教授の清水佐紀先生による「ストレスや高齢化に伴う脳神経疾患の発症」というテーマで教育講演を戴きました。脳の構造や神経伝達の仕組みは、自分一人ではなかなか理解できず悩んでいましたが、「ストレスとは何?」にはじまり、脳の構造や機能から神経細胞や神経伝達物質と進み、そして高齢者のうつ病について学習をさせて頂きました。清水先生からは、公式テキストに記載されている内容に触れながら、私たちが理解できるよう細部にわたり配慮を頂きながら講演をいただき、本当に感謝申し上げます。会場参加者の中からはストレスに関心のある会員から多くの質問がなされましたが、丁寧に説明を頂き重ねてお礼申し上げます。