令和4年2 月定例会の報告
2月19日(土)に当会の2月度定例会を開催しました。オミクロン株の感染拡大に伴う勤務先からの外出自粛要請もあり、会場での参加は7名と少ない状況でしたがリモート参加は17名となりました。
会員発表に先立ち、当会の藤田相談役から健康・医療に関する本やへルスリテラシーに関する書籍の紹介をして頂きました。
今月は第一部・第二部ともリモートによる会員発表となりました。第一部は、当会の坂井さんがお仕事を通じて取組まれている「バイオフィードバックのご紹介」というテーマでした。バイオフィードバックは、当会の会員をはじめ一般的にもあまり知られていない分野かと思いますが、自律神経とフィードバック、脳波とニューロフィードバックについて発表をして頂きました。自律神経が影響する心拍揺らぎフィードバックでは、実際の検査機器を使用して心拍揺らぎ(副交感神経の活性度)と脳波から(α波とβ波の割合など)を精神性発汗から測定するデモを行って頂きました。
第二部の発表は薬剤師の江口さんの「薬の話」というテーマでした。江口さんは当会の会員ですが、佐賀市で調剤薬局を営まれており、毎月定例会にはリモートで参加されています。発表の内容は医療用医薬品とOTC医薬品の話など薬の話だけでなく、学校での保健体育授業の一環で薬の知識やオーバードーズの学習支援をされていたり、地域包括ケアシステムでのかかりつけ薬局や健康サポート薬局の概要、薬局機能情報提供制度の概要等、薬局に求められる新たな役割・機能などについても説明を頂きました。